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2007年5月13日 (日)

たまには無線ネタを: RCAリボンマイク BK-5B

Bk5b マイクの世界にもやはり『ビンテージもの』があります。 その大半が1930~1950年の約20年間に集中しているのは凄いことです(ただ単に古いからビンテージという意味ではなく、古くても現在に通じる価値を保持している、という意味です)。

1930年と言えば、日本では昭和5年。ラジヲの本放送が始まって間もない頃です。 その時代に作られたマイクが、今でもコレクターの『耳』を魅了しているという訳です。 

小生は、もともとビンテージ・マイクのコレクターではないんですが、色々なマイクを扱っているうちに結果的に、ビンテージものにも興味を抱くようになってしまいました。 中でも、最近はRCAのリボンマイクに『ちょっと』はまりこんでいます。

ただ、RCAのマイクは、熱狂的なコレクターが多いので、オークションなどで出品があると壮絶な獲得競争が繰り広げられます。 最初は、何で、こんな古ぼけたマイクに10万円以上のプライスがつくの? などと思っていましたが、今では、何となくそれが理解できてしまうようになった自分が怖くなっていますHi。(汗)。

リボンマイクは非常にデリケートなので、ビンテージ物に関しては、それなりにメンテナンスされているものでないと使用に耐えられません。 何せ、50年以上経っている訳ですから、人間だってガタが来る年頃です。 大半はリボンが(重力により)伸びきっていたり、所定のテンションを保てなくなっていたり、マグネットが減磁していたりするので、まともな物を探すのが大変です。 

息を荒げて憧れのビンテージマイクを落札したものの、マイクとしての機能が損なわれていたのでは、飾り物を買ったに過ぎなくなります。 やはり、オーディオ物ビンテージは、『鳴ってなんぼ』だと思います。 よくよく信頼できるルートで買うか、音を確かめてから買わないと結局後で後悔することになります。

そんな中、先日、ここ数年来探し求めていたRCAの BK-5Bを入手できました。 前オーナーは、4エリアのOM。 実は、小生この局とQSOしたことがありまして、そのとき、今回入手したBK-5Bの音を聴いていたんです。 というわけで、品質は確認済みなので、ある意味安心して購入することが出来た次第。 うふっ♡

ところで、放送と共に歩んできたRCA社は、数々の伝説的なマイクを世に輩出してきました。 その代表格、と小生が考えているマイクを紹介します。(と、いうか世界的な定評もそうですけど)

リボンマイクの傑作ベスト3としては、
1.リボンマイクの王者 44BX →聞いて納得、王者の音。現在では、AEA社から完全復刻版のR44CNEが発売されている。
2.ザ・マイクロフォン 77DX →知らないとモグリと思われるくらい超有名なリボンマイク。 放送マイクの定番中の定番。  
3.ザ・テレビマイク(かな?) BK-5B → リボンマイクでありながら単一指向性。スタジオでも野外でもつかえる万能型。

BK-5Bは、リボンマイクらしからぬダイナミックマイクのような筒型のケースに入っており、77DX以上に切れの良い音がします。 ただし、低音が足りないかというと、そんなことはなく、100Hz以下も力強く出ます。 何せスペック上の周波数レンジが30Hz~20kHzとなっていますからね。 リボンマイクとしては信じられないくらいの広帯域をカバーしています。 また、特性上1.5KHz以上の領域が持ち上がっているので、SSBに使うと大変、音の抜けが良く心地よく鳴ってくれます。

そんな事もあり、今回、何とかこのマイクを入手できたので、早速評価を開始しています。 『シークスピアの朗読』を既に済ませているので、近日中に上記1,2のマイクとの比較をする形で、この『mixiでの友人』に限定して公開する予定です。

う~、自分がマイクフェチになろうとはなあ~。 フェチはフェチでもマイクの方がまだマシかしらん? 
さて、これで欲しかったマイクがほぼ手に入ったんで、もうこれで打ち止めか...な?

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