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2007年9月24日 (月)

快適無線環境を求めて: ハウリング対策

Sp_9000_modify0 小生、受信音や自分の送信音のモニタには、日頃、ヘッドフォンを使用しています。

ただ一方で、スピーカー越しに相手の音声を聞くこともあります。
その際、よく起こしてしまうのが『ハウリング』。
自分の音声をモニタする為に、いつも『送信モニタSW』をONにしているので、スピーカーが鳴るようにしていると、送信と同時に自分の声がスピーカーから出てしまいハウリングが起きるという訳です。
...あたりまえの話しですが。

『では、送信モニタSWをOFFすればいいではないか』
『送信時は、ヘッドフォンのジャックをリグに差し込めば良いではないか』
という声も聞こえてきそうですが、送信モニタSWをいちいちON/OFFしたり、ヘッドフォン・ジャックを毎回抜き差しするなんてうんざりです。  
要するに何を実現したいかというと.... 

<スピーカー>
- 常に受信音が聞こえるようにする。
- 送信時には、送信モニタ音が聞こえないようにする。

<ヘッドフォン>
- 常に受信音が聞こえるようにする。
- 送信時には、送信モニタ音が聞こえるようにする。

...こんな事、通常の無線機で出来るわけがありません。
『市販品で出来ないのであれば自分で改造するしかない』という訳で、この3連休を利用して工作を行ないました。
実はこの検討、今まで何度もやってきていますが、今回のが一番シンプルで完成度が高いので紹介することにしました。

ハウリング対策に必要な信号は、無線機からの"Tx GND"信号。送信時に閉回路となりGNDに落ちる信号です。
簡単に言うとこれを使い、送信時はスピーカーから音が出ないようにするのが、改造のポイントです。
具体的には、スピーカーの直前に、リレーを入れ、送信時には、スピーカーへの信号をカットするという改造です。
DX 9000の場合、スピーカーラインが2系統あるので、1系統をヘッドフォン用に使い、残り一系統を上記の内容で改造することにしました。 下図は、本改造の概要を示したものです。

Sp_9000_modify1_2

改造の内容は大したことありません。 ただ、工夫したのがリレーの接点音対策。 12Vのリレーなので、結構、接点のON/OFF音が大きく、SP-9000の中に取り付けるとかなり響いてしまいます。
Sp_9000_modify2 そこで、以前、リニアの防音対策の時に買っておいたXETOROを使い、リレーに巻き付けました。 結果、防音対策はバッチリで、接点音が殆ど聞こえないレベルになりました。

さて、実際に使ってみると、これがまた快適!!
スピーカーを鳴らしている状態で、即、送信してもハウリングは起きない。
また、耳が疲れてヘッドフォンを外すと、それまでに聞いていた音がスピーカーからそのまま聞こえている。

うふっ♡。 これなんです、実現したかった機能は。

快適無線環境は、自ら作る。
ちょっと前進したので、嬉しい気分。

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コメント

これは FBですね!!

投稿: JP1LMD | 2007年9月26日 (水) 12時30分

改造後、数度QSOしていますがハウリングがおきなくなったので、非常に快適です。
改造はシンプルですので、是非おためし下さい。

投稿: JA1BBP 早坂 | 2007年9月27日 (木) 06時36分

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