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2008年1月 5日 (土)

『疲れない弦さん』を目指したが...失敗

Imgda8b2832zik5zj今朝は、6時前に起床し、マイクの前に座る。 
無線ではなく、音づくりのためです。 そして、いつものように『シークスピアの朗読』をすることに。
しかし中々、思った通りの結果 が出ず、かれこれ40回くらい朗読をするハメに。

朗読には一回当たり45秒程度掛かるので、話している時間だけでも相当なもの。
しかも、同じ抑揚、テンポで話さないと定量的な評価が出来ないため、相当神経もすり減る。
そして、家内からの朝食のチャージブレークが掛かる頃には、身も心もヘトヘトに。
あ~、朝から疲れた。

何とか、音づくりの手間を削減できないものか。
以前から考えていたことなんですが、今日いよいよ実行に移すことにしました。
題して、『疲れない弦さん』大作戦。

■チャレンジその1: マイクからダイレクトに収録した音声を、PCで再生し無線機に送り込む
 狙い: 収録した音声をイコライザ、エフェクタ経由で無線機に入力するので、毎回同じ音声を送信できるので完全な比較試験が出来る。
 
そうです、毎回馬鹿みたいにシェークスピアの朗読をするよりは、一度収録した音声を、繰り返し再生できれば評価工数が大幅に低減できます。
そこで、お気に入りのNTK(TAKA改造品)を使い、音声の収録をすることに。
収録した音声をPCで再生し、オーディオカードの出力を、マイク信号の変わりにイコライザに入力してやれば、いちいち朗読しないで済むという算段。 うふっ♡。

録音した音声をPCで再生し、ゲイン調整をしながらイコライザに入れ、DX9000Dに入力される信号をWaveSpectraでモニタする。
よ~し、我ながらここまでは完璧だ。 これで、朗読地獄から解放される!! 心は、ウキウキ気分。 (下図は、シェークスピアを朗読したときのNTKのオリジナル特性)

Taka_org

そして、WaveSpectraで記録された音声のスペクトラムを見ると......

Audigy_nx_character

が~ん! 1.6kHz付近が大きく落ち込んでいるではないか。 それに3.5kHz付近のフォルマントがオリジナル信号よりもかなり大きくなっている。 
なんじゃこりゃ?オリジナルの信号が完全に崩れているではないかっ!。 イコライザが変に効いているのか? 
原因を調べるためにイコライザや、プロセッサを完全スルーにして試したが結果は同じ。  え? ということは、PCからの出力信号が歪んでいるとしか考えられない。
つまり、オーディオカード(Audigy NX)の出力段と、イコライザの入力インピーダンスとの相性が良くない為、結果としてこのような特性を作りだしている模様。

嗚呼、音声を忠実に録音しても、Audigy NXから電気信号として取り出す段階で、オリジナルの特性が確保できないなんて....
特性が変化する原因を更に詳しく調査する気力も時間もないことから、この試みから手を引くことに。

■チャレンジその2: 収録した音声ファイルをスピーカーで鳴らし、その音をマイクで拾い送信する。
Jsp_takaちょっと原始的な方法ですが、収録した音声はかなり原音忠実なので、それを低域再現性の良いJSP-1010ALで鳴らせば、マイクは肉声と同じQualityで音を拾ってくれる筈!、とのアイディアによるもの。
実際、1010AL越しに聞こえるシェークスピアの朗読音は、中々の質感で聞こえます。 よし、これならいけるぞ!! ということで、さっそく送信モニタ音を、WaveSpectraで観測することに。

チャートを見ると、”チャレンジその1”の時のような、1.6kHz付近に凹みが無い。 おお、これならいけるぞ!!!
しかし、2000サンプリング後の特性を見て唖然。 なんじゃこの細かな出っ張りは?? イコライザは使っていないのに...。 (すみません、チャートを添付しようとしたんですが、誤って削除してしまいました。 ...図形的には、上のNTKオリジナル特性に対し、1kHz以上の領域でトゲトゲが沢山立っている感じです)

その謎は、送信モニタ音を聞いて、一発で判明しました。
はい。 部屋の反響音でした。 エコーとでも言いますか。 スピーカーから出た音が部屋の壁に当たり、反射して帰ってきているため音が干渉して、ギザギザの山が立っているわけです(要するに音の定在波です)。
はあ~~。
原因は分かったものの、壁からの反射を完全に抑えることは至難の業なので、再び試みは頓挫することに。

う~ん。 結果的に今日はやることなすこと上手く行かない一日でした。
『疲れない弦さん』を目指したものの、結果的に『ニセ弦さん』は、かなり疲れてしまいました。 ふう~っ。
ETCゲートの件と言い、本件と言い今年はさい先が良くないなあ....

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コメント

デジタル録音して、デジタルデータで無線機に流し込めば簡単ですが、アナログだと難しいですね。
実は僕も同じ試みをして挫折しました。でもデジタルだとすごく簡単に録音した音質のまま無線機に入れることができます。7700もデジタル入力はできるようですね。

投稿: JI1ANI | 2008年1月 6日 (日) 03時04分

>でもデジタルだとすごく簡単に録音した音質のまま無線機に入れることができます。7700もデジタル入力はできるようですね。

ううっ。 デジタルハムライフへの扉が開かれようとしている....(?) 

投稿: JA1BBP 早坂 | 2008年1月 6日 (日) 11時02分

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