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2008年2月24日 (日)

MIC2200 TAKA改造マイクプリ

Mic2200_taka_2 TAKAさんこと、東村山の高橋さんには、マイクの改造などでこれまで何度も世話になっています。
本業は録音エンジニアのようなんですが、工房TAKAなる屋号にて音響機器改造を手がけている方です。
本人曰く、『オーディオ自作歴38年、録音エンジニア歴25年の中年おやじです』。

TAKAさんの手による改造は、職人技とも言うべきレベルであり、小生のNTK(Rode)も、見事に生まれ変わりました(JA1BBP's HP参照)。
兎に角、やっていることが半端じゃないですから、改造内容を聞くと、音が変わって当たり前と逆に思えてしまうくらいです。

さて、そのTAKAさんから先日連絡があり、Behringerのマイクプリ、MIC2200のデモ機が貸し出せるが如何?とのこと。
おお、前から一度、その音の変化を確認してみたいと思っていたマイクプリだ。 即座に『はい。是非お願いします』と返答し、拝借することになりました。

MIC2200は多くの人に使われており、入門機としては大変優れたマイクプリです。 機能の割には、価格が驚くほど安いので人気があります。 
ただ、性能面ではどうかというと、1,2年も使っていると、何となく物足りなくなってくるマイクプリだと、個人的には思っています。 
MIC2200だけを使っていると気づかないんですが、他のアンプ(上位機種)と聞き比べると、明らかに音の抜けが悪く、霞が掛かったような音色なんです。
(すみません。 これはあくまでも高価なアンプと相対比較をした上での批評です。 MIC2200自体を否定しているわけではありません)
つまり、何が言いたいかというと、MIC2200の総合的なコストパフォーマンスは素晴らしいと言えますが、音質に関しては『価格相当』ということです。
まあ、あくまでも小生の感想ですが。 (繰り返し言いますが決してMIC2200自体をけなしている訳ではありませんHi)

さて、そのMIC2200が、TAKAさんの改造でどのように化けるのか。 以前から気になっていました。 そのデモ機を入出来たので、早速評価を開始することに。

相対比較の対象は、現在、メインで使用しているVoiceMasterPro(以下VMP)。
上を見たらきりがありませんが、実売10万以下のマイクプリでは、トップクラスではないかと勝手に思っています。

両者を1時間ほど通電し、ウオーミングアップさせたのち、聞き比べてみる。
結果からいうと、MIC2200 TAKA改造版は、VMPと甲乙付けがたい響き方をしています。 
VMPより少し音が前に出てくる感じもします。 (1週間くらい借りる予定なので、継続評価をします。 今日の所は、First Impressionです)

『12,000円のマイクプリがここまで変わるとは....』というのが率直な感想です。
一時期、TAKAさんが、『(改造品が)気に入らなかったら倍返し』という対応をしていた自信の片鱗が見えた気がします。
改造費は、決して安くはありませんが、投資した分は回収できるくらいの変化があります。

ちょうど今、TAKAさんがヤフオクでMIC2200改造の出品をしているので、詳しい改造内容は、そちらの方を参照下さい。ここ。 書かれている改造内容に驚くと思います。
もし改造に興味のある方は、ヤフオクの”出品者への質問”からTAKAさんに問い合わせることも出来ますが、当方にご連絡頂ければTAKAさんの連絡先(email address)をお教えできます。 (あ、念のため言っておきますが、紹介したとしても小生自身には、別にTAKAさんからキャッシュバックがあるわけではありません。 あくまでも同好の方に、改造の素晴らしさを知って戴きたいので紹介をしているだけですHi)

写真は、TAKA改造MIC2200(上から二台目)を設置したラックの写真です。 本来であれば12AX7が見える中央の窓が金属メッシュになっているのが、超マニアックです(空冷効率の向上を狙っての改造のようですが....。イスラム圏の女性がかぶるアレみたい)。 
たまたま4機種全部が、Behringerなので黒一色で統一感があり、ちょっと格好良く見えません? 実は、こういう調整つまみとか、計器が沢山付いた光景が大好きなんです。

時計で言うとブライトリング。
漫画で言うと、松本零士が描く宇宙船のコックピット。
音楽界で言うと、シンセサイザー音楽が出始めた頃の冨田勲の作業場。

....わかります? この説明。
機械とか、メーター、スイッチに囲まれるとホットする大魔王なのでありました。

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コメント

なるほど~。
想像が付く部分もあれば!という部分もありますね。現在製作中のマイクプリに生かし(生かせるのか??)ます。
レベルメーター回路は・・・たしかにノイズ源かも。やはりメーターでょうかね?
まぁ、今回はファンタム電源もフェーズ切り換えもアッテネーターも・・・なぁ~んもありません。
でも電源スイッチ・・・どうしようかなぁ・・・。

投稿: JI1ANI 福井 | 2008年2月24日 (日) 21時33分

こんな世界もあったんですね~。ヤフオクも見て改めて驚きました。
当方IC7400(50W改)ですが、マイク端子から音入れているようじゃまだまだですね。

つまみ、ダイヤル、スイッチだらけ、大~好きです。
ウルトラ警備隊の基地もいいですよね~。当時はキーボードというインターフェースは無かったですからスイッチとランプばかり。出てくるものは穴が開いたテープ(なんて言いましたっけ?)。実にいいですね。マジで放送や音楽業界でミキサーやりたかったです。

投稿: JO1KVS | 2008年2月24日 (日) 23時10分

福井さん

>でも電源スイッチ・・・どうしようかなぁ・・・。
実際に使ってみると、電源スイッチが無いとちょっと不便です。毎回、コンセントの極性を確認しながら抜き差しですからね。 SSB帯域と割り切れば、電電SWの有り無しによる影響は殆ど無いと思うんですけど。 後は、精神衛生上の話しですね。


小出さん

>出てくるものは穴が開いたテープ(なんて言いましたっけ?)
あはは。そういうシーンが昔は良くありましたね。 穴のあいたテープを博士が手に取り、『う、これは大変なことになった』などと語る。 子供心に格好良く思ったものです。

投稿: JA1BBP 早坂 | 2008年2月29日 (金) 06時52分

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