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2008年2月18日 (月)

マイクケーブル全取っ替え ~その3~ ”猛烈ダイエットを敢行!”

Audio_rack_2 悪夢の『じゅうさんめーたあ~』から一夜明ける。
朝起きても、何だかスッキリしない。

...いくらなんでもマイクから、リグのマイク端子まで『じゅうさんめーた~』は長すぎる。
途中にどんな高品質のケーブルを使っても、音が良くなるわけじゃない。
駄目だ。 これは何とかしなくては....。
と、日曜の午前中、犬の散歩をしながら頭の中はそのことで一杯。

そもそも線路長が長くなっている原因は、2つ。
1.オーディオ機材のレイアウト :オーディオ機材の設置位置がバラバラ
2.パッチンコアの挿入 :インターフェア対策の為、保険的に挿入。

これまでは無線機をラックの”一等地”に置くコンセプトでやってきた為、オーディオ機材は、ラックの”二等地”に点在していたのでありました。
その結果、機材同士の距離が長くなってしまい、線路長が長くなっていた訳です。

『うん。 こうなったら一等地を使い、最短距離で結線するしかない』と決意。 具体的には、オーディオ機材を、『信号の流れの順番で配置』することにしました。
そうすると、言うまでもなく信号ケーブルの長さを最短に出来ますからね。 

気がかりなコモンモード電流については、ケーブルが短くなった分、空間から侵入する量は僅かだと思われるので、信号ラインに入れていたパッチンコアも大半を外すことに。
結果的に取り外したパッチンコアは、約10個。 理屈的には、多少は音質の向上にも貢献するはずです。
何せパッチンコアは、信号に対してはインダクタンスとして作用しますからね。 使わないに越したことはありません。

Cable_shape_upそんなこんなで、機材を一カ所に纏め、最短の結線をひたすら追い求めた結果、『不要』となったケーブルをトータルしたところ6.4mに(写真参照)。
おおっ。 元々は、『じゅうさんめーた~』だったので、長さが半分になった事になます。

お陰でラックの裏側から見た、オーディオ機材の配線がスッキリ。 精神衛生上も非常に清々しい気分です(最初の写真が、”一等地”に移動したオーディオ機器群)。
気になる音色の変化ですが、正直、期待したほどの変化は感じられませんでした。 でも気持ち、音がより繊細になったというか、透明感が増したような感じがします(気のせいかな?)。
今回の場合、聴感上の差よりも、レイアウト上のスッキリ感に対し満足度が高いです。

心配していた回り込みに関しても、ケーブル長の最適化をおこなったこともあり、特に問題はありませんでした。 例の洗濯ばさみ式のコモンモード電流計を使い1kW送信で測定したところ、7MHzを除くHF全バンドで2mA以下でした(最悪だった7MHzでも4.5mA)。  あ、ここでいう『最適化』とは、DX9000Dのキャノン端子直前でのコモンモード電流が最小となるように、ケーブルの長さを調整(カット)することです。

Eq_back 作業に要した時間は、およそ5時間。 ホント、無我夢中でやりました。 こ、腰が痛い。
それにしても『じゅうさんめーた~』が、『ろくてんごめーた~』ですよ。 『6.5m』。 
そのうち3mがマイクからマイクプリアンプまでのケーブル長ですから、それ以降の配線長が激減したことになります。
我ながら良くやったなあ.....。

達成感もさることながら、中途半端にカットされた、Beldenのケーブルを見るとため息が。
ああ、もったいない......(反省)

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コメント

 すばらしい徹底振りです。
 眠ってもスッキリしない感覚はよ~くわかります。
 早起きして作業開始してしまいますよね。
 うちも出来合いのケーブルしか使っていないので無駄なケーブルだらけです。
 見習ってやってみようかな・・・
 その切断されたケーブル、売りに出しませんか??(笑)

投稿: JO1KVS | 2008年2月18日 (月) 22時05分

例えるならば『血液どろどろ』の状態から『血液さらさら』になった感触です。 記事にも書きましたが、音の実質的変化は兎も角、精神衛生上スッキリしたことが一番嬉しいです。sun

>その切断されたケーブル、売りに出しませんか??(笑)
あはは。 人間で言うならば、このケーブル、『脂肪吸引されたお腹のぜい肉』になりますが、今後の電子工作に有効活用できそうなので大事にとっておくことにします。banana

投稿: JA1BBP 早坂 | 2008年2月19日 (火) 12時27分

お疲れさまでした。
既に配線ケーブルが良質なものだったので、変化が少なかったようですね。
良くないケーブルだとかなり効果があったと思うのですが・・・。
6.5mはかなりダイエットしていますね。マイクケーブルは中々短くなりませんからね。

投稿: JI1ANI 福井 | 2008年2月19日 (火) 23時28分

確かに、最初に良くないケーブルを使っていたら、相当な効果があったと思います。
前のBlogでも取り上げましたが、4mのケーブルであれだけ音質が変化するわけですから、仮に『じゅうさんめーた~』全てにmode in Chinaが使われていたら....。 ぞ~っ。

音質については、その後、お馴染み局から『透明感が増した』とのレポートを貰ったので、それなりの『ダイエット効果』はあったようです。

>マイクケーブルは中々短くなりませんからね。
そうなんですよね。 伝送路による音質の劣化を防ぐには、デジタルインターフェースを持つマイクを使うのも手でしょうけど、今のところUSBしかないですよね。SPDIFを持ったマイクがあれば面白いと思うんですが。 ちょっと出そうもないかな??

投稿: JA1BBP 早坂 | 2008年2月20日 (水) 06時50分

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