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2008年6月20日 (金)

DMS-01 :特性上の意義

大魔王スペシャルの一号機、『DMS-01』の仕様も固まったので、ここで一応その結果について記事に残しておく事にします。

Dms01_vs_original_dx9000d_hp

上のチャートは、ピンクノイズを送信した際の送信f特です。 DX9000Dの送信モニタ信号をWaveSpectraで分析したものです。
青のラインが、ピンクノイズをDMS-01を経由して送信したときのf特です。 チャートからも分かるとおり、下は60Hz付近から上は3,000Hz付近までほぼリニアリティが確保出来ています。

一方、緑のラインは、同じピンクノイズをDX9000Dのフロントパネルにあるキャノン端子に入力し、送信したときのf特です。
青のラインに比べると相当な落ち込み方をしていますが、実はこれが”音が良い”とされるDX9000の実力値です(Mark-Vも似たような特性をしています)。 
AFの特性だけ見ると、300-2,700Hzの帯域を使用している昔のSSB機と大差ないように思えます(とはいえ、昔のSSB機は、300と2,700の外側はフィルタによりバッサリ切られていたので、音質的にはかなり劣りますが)。 

YAESUのDSP機では、3kHzの帯域を一杯一杯使った送信が出来るようになったものの、AF段のf特は昔と余り変わっていない為、折角の帯域を十分に活用できていない、というのが小生の以前からの主張です。 (因みに、YAESU以外の無線機については、詳細な測定をしていないので分かりません)

そこで、その情況を打破する目的もあり作ったのがDMS-01です。
”超手前味噌”の発言を許して戴けるのであれば、これにより、オールパス方式のPSNジェネレータの特性に近づいたのではないかと思っています。
本来、ゲインが落ち込む筈の低域と高域のリニアリティが確保されている為、結果的にイコライザや、エンハンサーなどによる”補正”が殆ど要らない、という感じがしています。

YAESUの設計陣には、悪いですが事実は事実として近々、上記チャートをJA1BBP's HPに掲載する予定です。

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