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2008年8月31日 (日)

S/N比向上を目指し...吊りマイク

Suspention_0 いよいよ夏休み最後の工作に取りかかりました。 マイクの振動対策です。

この1年間は、アーム型のスタンドにコンデンサマイクを取り付けて使用していたんですが、S/Nの悪さに不満を持っていました。
それもそのはず。 ラックには、無線機や、リニアアンプが乗っているわけですから、そのファンの振動がスタンドを通じて、マイクに伝わっていたわけです。
これは、机上のスタンドマイクについても同じ事が言えると思います。 機械的に接合している以上、様々な振動がマイクに伝わってしまします。
因みに、写真は対策前の模様です。 ラックの右上にスタンドが取り付けられており、そこからアームが左側に伸びています。
ラック下部にはDX9000D、上部にはリニアが載っていますので、そこで発生した振動は筐体を伝わり、アームに伝わるので結果的にアームの先端にあるマイクに到達します。

途中、マイク用のサスペンションが付いてはいるものの、小生に言わせればこれは所詮、お飾りです。 
コンデンサマイクは、高感度ですので信じられなく位の微少振動を拾い上げてくれちゃいますので、あまり効果は期待できません。 

そこまで分かっていて何故放置していたんだと言われそうですが、アームスタンドの利便性、設置性などを考えると、ついつい対策が後回しになっていたのでした。

そこで今回、重い腰を上げようやく実行したのが、『吊りマイク』。 
これなら、机やラックの振動からはかなりアイソレーションできるので、効果が期待できます。
問題は、その懸架方法。 如何にスマート且つ、バランス良く懸架できるかがポイント。 知恵の使いどころです。

最終的には、次のような方法としました。
1:天井に2カ所アンカーを打ち、その間にステンレスワイヤーを張る。
2:そのワイヤーにフックを引っかけ、そこから3本のステンレスワイヤーを引き下げ、マイクのサスペンションをつり下げる。
3:マイクケーブル経由の振動も遮断する為、ケーブルも同様に懸架する。

...文章で書いても分かりづらいと思いますので、写真を使って説明しましょう。
■先ずは、サスペンションの懸架
 こんな具合にやっています。 三点支持です。  これが一番調整し易いし安定もします。

Suspention_a

■少し遠巻きにみるとこんな感じです。 様子が分かるかと思います。

Suspention_b

■次に、天井の支持用ワイヤーと、フックの模様。 フックは、鍵型のもので簡単に着脱ができるものです。 左右方向に位置を変えられます。
 因みに、フックと支持ワイヤーとの間には、東京防音(株)の防振ゴム ハネナイトを挟めています。 これは、通常のゴムと比べ約10倍の制震性を持つ優れものなので、天井からの振動をアイソレーションする目的で入れています。 

Suspention_d_2

■マイクケーブルは、天井方向に一度持ち上げ、途中で折り返しマイクプリに持って行っています。 その折り返しの部分の模様が下の写真です。

Suspention_c_2

天井からゴム紐を引き下げ、その先端でマイクケーブルを持ち上げていますが、そこにもハネナイトを使い、振動が伝わらないようにしています。

兎に角、コンデンサマイクは感度が良いので、これくらい振動対策をしないと駄目だと思っています。
あ、因みに部品は近くのホームセンターで全て手に入りました。 ステンレスワイヤーは、1mm径です。 ¥100/mでした。

さて、ここまで苦労した末の成果ですが、200Hz以下のノイズレベルが2~3dB落ちた感じです。
詳しいデータは測定できていませんが、聴感上、良くなったことは確認できています。
これにより、これまで不本意ながら使っていたエキスパンダーは無くても何とかなりそうなので、まずは良かったかなと。

でも、ここまでやるくらいなら、ピアノ用の防音室を買った方が良いのかしらん?

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