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2008年12月15日 (月)

イコライザを使わないで低域を増強する: ディレイ機能の活用

Voicepro この週末は、ボイスプロセッサVoicePro (TC・ Helicon)を使い遊んでみました。

今回の命題は、
■イコライザを使わないで低域の増強をする
■イコライザでは実現出来ない『低域の響き』を実現する
です。

具体的には、ディレイ機能を使ってみました。 ディレイとは、簡単に言うと『やまびこ』で、 反復しながら減衰してゆく音です。
多くのエフェクタにはこの機能が搭載されていますが、SSB通信では殆ど無用の機能です。
リバーブ(残響)を使っている人は結構いますが、ディレイを使っている人は殆どいないと思います。

さて、それは兎も角、そのディレイ機能を使って実験をしてみました。 

ただ、通常のディレイ機能だけでは、単なる『やまびこ』の再現になってしまうので、幾つかの工夫が必要でした。 例えば、
1.中高域のやまびこをフィルタでカットする。 →つまり低域のやまびこだけ取り出し、オリジナルの声と重ねる。 これがミソ。
2.残響開始時間を自分の声に合わせマッチングする。 『あ~』と、母音を発声し自分声が一番響くポイントを見つける(共鳴点の探索)。
  結果的には、残響開始は10ms。 残響継続時間は100ms。 減衰量75%が取りあえずのベストポイントでした。

他にも細かな設定は必要ですが重要ポイントは上記の2点りです。 この変則(?)ディレイ機能をOFF/ONしたときの音の違いを収録してみたので興味のある方は次のファイルをどうぞ(収録時間約1分)。  これ

プロの世界では既に知られている技術かも知れませんが、何せアマチュアが思いつきでやっていることなので、ま、VoiceProとの数時間の格闘の成果としてはこんなものでしょう。coldsweats01 

因みに、イコライザで低域を増強しようとすると音声だけでなく、まわりの騒音(低域成分)も一緒にブーストしてしまう為、トータルのS/Nが悪くなってしまいます。一方この方式だと、音声だけが強調されるのでS/Nが下がらない、というメリットがあります。

年末年始にはもう少しリファインしてみる予定ですが、何となく道筋が見えてきました。

重厚で響きのある低音。

う~ん、どこまで近づけるかな....

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