« FT DX 9000D :Returned | トップページ | 製品化されず... »

2009年1月17日 (土)

Philips 6922 やぶれたり

Pilips_6922...と書いても、すぐに理解できる人は少ないかと思います。

これ双三極管として有名な6DJ8の高信頼性管の名称です。 流通量も多く価格が手ごろな割には、音質も良いため小生も何本かストックしていた真空管です。

何せ天下のPhilips製なので品質にも信頼が寄せられます。

以前使っていたマイク、RodeNTKにもこのタイプの真空管が使われていました。ただ、オリジナルは中国製が付いており、それはそれでFBな音がしていたんですが、それを試しにPhilips6922に変えた途端、大変身。 今までいい音だと思っていた自分の耳は一体何だったんだ....と自己嫌悪に陥ったのでありました。

はい。『比較しなければ幸せだった』の教訓です。

さて、昨年暮れにコンデンサマイクAT4060を買いましたが、Blogにも書いたとおり、このマイクには、エレハモの6922が使われています。 『中国製でなくてよかったあ~』というのが最初の感想でした。

しかし偏執狂の大魔王は当然ながら真空管の交換を試みたのでありました。エレハモから、Philipsに代えたらさぞいい音がするのでは?

と、胸をふくらませ双方のエージングを1週間ずつ行い、比較試験をしてみました。

すると....

なんと、エレハモの方が良いじゃないですか。 エレハモの方が倍音が沢山乗って良い響き方をしています。 う~ん、FETアンプでは実現できない音だ~。 うっとりheart04

あ、でもPhilips自体も決して悪くはなんです。

音は繊細で締まりがありフォーカスが合っているという感じの音がします。 でも、一言で言うとちょっと正直すぎるんですね。 低域も比較するとちょっと弱いし、全体的に細い感じがします。 敢えて言えば、面白みが足りないという音です。 とはいえ、悪い音ではないんです。

...そんな訳で昨年まで、べた褒めしていたPhilips 6922が今や過去の球となりつつあります。 正に諸行無常の世界であります。 

でもよく考えてみるとこれは、エレハモを選んだオーディオテクニカエンジニアの品定めの目は確かだったということになります。

あ、AT4060で真空管を変えたときのそれぞれの音を、今月中にJA1BBPのHPにアップする予定なので、興味のある方は乞うご期待! (あ~、年初から病気が再発してしまった....coldsweats01

|

« FT DX 9000D :Returned | トップページ | 製品化されず... »

HiFi Audio in SSB、音関連」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/209564/43768073

この記事へのトラックバック一覧です: Philips 6922 やぶれたり:

« FT DX 9000D :Returned | トップページ | 製品化されず... »