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2009年2月21日 (土)

Das Mikrofon

Das_mikrofon_0今回は、ちょっとオタク系のCDを紹介します。

写真はドイツのTACET(タチェット)というレーベルが出しているCDで、色々なビンテージマイクで録音したJazzが収録されています。 

TACETは シュトゥットガルト室内管弦楽団のメンバーが理想的な録音を求めて設立したレーベルで、自社で録音を行い、マスターテープの段階から徹底的に音質にこだわった録音をしているため、その作品には定評があります。

それにしてもこのCD192040年代に作られた歴史的なビンテージマイクを、惜しげもなく使い、その官能的にして優麗な音色を収録しています。

Vol.1は、クラッシック曲を収録していますが、今回紹介するVol.2は、ジャズ編です。

因みにどのようなマイクが収録に使われているかというと下記の通りです。

Das_mikrofon_3_2

ノイマン、RCAColesなどマニア垂涎のマイクが目白押し!!!!

それぞれのマイクがどんな鳴り方をするのか自分の耳で確かめられるのが、このCDのメリットです(JA1BBP's HPにある”シェークスピア”のCD Jazz版とでも言いましょうか)。 

Das_mikrofon_1因みに、同CDに収録されているマイクでは、ノイマンのM49と、U67が突出しているように感じました。 流石、誰が聞いてもノイマンは頭一つ抜けています。脱帽。

ところでこのCD、マイクを替えるごとに毎回同じ演奏をしているのかというと、さに非ず。 流石、プロの楽団。 それぞれ出だしをアドリブで変えて演奏しています。 聞く人の耳を飽きさせないというか、プロ根性を感じました。 (でも一方では、全く同じ演奏をしてくれた方がマイクの比較はし易いんですけどねcoldsweats01

このCD、毎週のように立ち寄る秋葉原のヨドバシカメラで昨年秋頃見つけました。 オーディオコーナーを物色していたら表紙にRCA 77DXが写ったCDが目に飛び込んできたので、大魔王の視覚フィルターは高感度に反応したのでありました。 

それを切っ掛けに知ったのですが、このTACETというレーベルは、半端じゃないです。 尖ってます。 とりわけ、ビンテージマイク、真空管にとてつもない拘りを持っているんです、ここは。 例えば真空管機材だけを使って収録したCDがたくさんあります。 →次のWebをみれば分かるでしょう。 これ

技術が進歩して歪み率が改善されたり、周波数特性が良くなるなどスペック上のレベルは上がった事は認めますが、そうした最新の機材を使っても実現できない、到達できない『何か』が真空管にはまだある、ということを実感させてくれる貴重なCDだと思っています。 

最後に、同CDVol.1についてレビューしている方のBlogがあるので参考までにご紹介します。これ。 (これまでにTACETCDは何枚か購入しましたが、自分でレビューを書くより、他人の書いたレビューの方が優れているので、紹介する次第です)

いや~、ビンテージものにはスペックだけで語れない『何か』があるのです。

大魔王(談)

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