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2010年2月 6日 (土)

iPhone(iPod)の音は本当に良い音なのか?

C59637_1

iPhone(iPod)のDock端子から音楽信号を取り出すケーブルが市販されています.
内蔵アンプに入る手前の信号(アナログ)を直接引き出せるので,ピュアな音が聞ける....と言われています.
 
しかし,そのケーブルの高いこと高いこと. 余りに高いので一時は諦めていました(先月の当ブログ記事参照).
そんな中,先日手頃な価格のケーブルを発見したので,早速購入し実験してみることにしました.
今回購入したのは,AudioTrack社のiPod用オーディオケーブルAT-iacL(1m). アマゾンで2,000円ちょっとでした.
 
久し振りに以前作ったYAHAアンプを引っ張り出し,それで聞いて見ることに.

......
 
おお~,良い感じ.fuji

Dock_2

リファレンスのため,iPhoneのイヤフォンジャックからの音とも聞き比べてみる.
うん,やはりDock端子からの音の方が,高域の伸びが良い.それに低域のパンチ力と,切れも増している.
うふっheart01 
 
よし,ではリビングにあるマランツのアンプに入れて聞いて見よう.いよいよ以前からやってみたかった実験のスタート. それは何か?
ズバリ, 『高額CDプレーヤー vs 半導体メモリプレーヤー』です.
 
なぜこの評価に興味があるかというと,音楽CDは通常,デジタルマスター音源を元に焼かれていますが,その焼き込みの段階と,CDプレーヤーで再生する段階で音質が劣化します. 特にCDプレーヤー内では,光ピックアップの部分がセンシティブなため,読み取りエラーが結構発生しており,それが音質に影響を及ぼしています. 
 
デジタルなのになぜ劣化するの? と一般の人は考えると思いますが,『デジタル』なのは信号処理(ソフト処理)の部分だけであって,CD-ROM上の情報をレーザー光で検出する部分は,『アナログ』です. なにせ,ディスク面で反射して帰ってきた光の強弱をある閾値をもとに 便宜上"0","1"と判定しているんですから. このプロセスでエラーが発生している訳です. 
尤も,仮に読み取りエラーがあってもCDプレーヤーにはデータの欠落を補正する機能があるので通常,聞いていて音が途切れると言うことは希です.ただ,その場合,音質は確実に悪くなっています. 
 
従って,そのエラーレートを少なくする為に光ピックアップ部や,メカ部分にメーカーはかなりのコストを投入しています. それが結果として製品価格に跳ね返っているという実情もあります.  コスト配分という視点から見ると,CDプレーヤーでは,アナログアンプ部よりは,DAコンバーター周辺や,それより前のステージにコストの大半が掛けられています. これらの実情も踏まえ,大魔王は,デジタルはアナログ以上にセンシティブ,という感想を持っています.
 
さて,ぐだぐだとした能書きはこの辺にしておき,一方のiPhone(iPod)には,上記で取り上げたCD-ROMや,光ピックアップなどの音質劣化要素がありません. だとするとDock端子から取り出したiPhoneの音は,高級CDプレーヤー並の音質なのではないか?? という興味が湧いたことから,この実験をおこなうことにしたのでありました.
 
(つづく)

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