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2010年10月16日 (土)

HAYAアンプ (其の弐) とりあえず完成

Dms06_4

強引にプロトタイプを完成させました。
 
結果として次のような構成です。
①マイクトランスによる昇圧(20dB) 
②三極管5687による増幅(約20dB) 
③オペアンプによる増幅(0~30dB)
 
最初は①と②だけで出来ないか検討したんですが、ダイナミックマイクやリボンマイク用としてはゲインが足りないため、うしろに更なる増幅段を持たせることにしました。
 
色々検討したんですが、部品点数を増やしたくなかったので、YAHAアンプで本来バッファとして使用されているOPアンプを、『増幅器』として使うことにしました。 それに伴い、標準のYAHA用PCBでは作業性が悪くなるので、汎用PCBで組むことにしました。
 
近頃のOPアンプは、S/Nも良く、歪み率も小さいので増幅器としては理想的です。 ただ、ボルテージフォロワー以外として使用する場合、両電源を供給しないと安定して動作してくれません。 一方、DMSシリーズは、『Simple is Best』をコンセプトにしているので、『両電源回路』はその主義に反します。 そこで単電源で動作するよう回路を工夫し、結果的として抵抗数本の追加で上記③を実現することができました。

Dms06_6

まだ、完成したばかりなので評価半ばですが、S/Nに関しては実用域です。
f 特は、低域側の垂れ(100Hz付近で約-3dB)があり、フラットとは言えませんが、SSB用途としては高域とのバランスが丁度とれて良いかもしれません。 この程度ならイコライザで十分補正可能なので、当面は低域側をちょっとブーストしながら使ってみようと思っています。
なお、この特性の垂れは、マイクトランスに起因していないことは確認しています。 真空管の動作領域の非直線性が原因と思われます。

Dms06_1

部品点数は、写真の通り非常に少なく仕上がっています。 これだけで真空管サウンドが楽しめるので、我ながら満足しています。

Dms06_2

因みに電源は、DC12Vのシリーズ電源(トランス式)を使っていますが、勿論、スイッチングレギュレータ方式のACアダプタも使えます。
 
先ほど、7MHzで声を出し、お馴染み局とQSOしましたが、先方は何も気づいていなかったので上々の滑り出しです。

Dms06_3

まだ検討したい事が色々とあるので、『DMS-06』になるまでもう少し時間が掛かりそうですが、とりあえずマイクアンプとして使えるレベルになったのでほっとしているところです。happy01

あ、一枚目の写真でケース上部に穴が開いているの分かります?
MT管(キューピーちゃん)の頭が見えています。 ケースの高さが足りず残念ながら頭が飛び出てしまいました。 ま、素人工作なので.....coldsweats01  
でも、結果的にパイロットランプの代わりになってます↓。 

Dms06_7

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コメント

DMS-06プロトタイプですね。
スゴイです。
今後も様々なマイクアンプが登場しそうな勢いですね。

投稿: JO1KVS | 2010年10月16日 (土) 18時56分

ふむふむ。12Vヒーター球はやはり有利ですよね。プレートとヒーターが同電圧というのもなかなか楽しいでよねぇ。
常識ハズレだし。

ファットな雰囲気でDMS-05Dのソリッドな音とはまた違った、秋の夜長のラグチュー向きかな?

投稿: JI1ANI / 福井 | 2010年10月17日 (日) 17時44分

小出さん
>今後も様々なマイクアンプが登場しそうな勢いですね。
マイペースで色々と遊んでみるつもりですが、そろそろネタ切れかも....coldsweats01

福井さん
ファットで、倍音たっぷりのサウンドも魅力的ですよね。
これに日本酒で深い変調が掛かればベストかしらん??happy01

投稿: JA1BBP/ 早坂 | 2010年10月18日 (月) 22時02分

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