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2011年3月18日 (金)

福島第一原発の真相

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実は地震の数日後、会社のドイツ人が家族と一緒に本国へ帰ってしまいました。
その最大の理由は、福島第一原発です。
 
彼は帰国後、ドイツから何度も『何故あなた方は避難しないのか』、『避難するべきだ』と、真剣に電話やメールをしてきました。
彼によると、日本に在住している彼の知り合いのドイツ人は、大阪や西日本に避難しているそうです。
 
正直、日本と海外とでは原発事故に対する捉え方がかなり違うように感じています。 
ヨーロッパは、今から24年前にチェルノブイリの事故を経験しているので、そのときの恐怖が非常に大きなトラウマになっているように思います。
アメリカもスリーマイル島を経験しているせいか、最初から原発の事故にかなりの時間を割いて報道しています。
 
個人的感想として、海外のマスコミは過剰反応、日本のマスコミは(大スポンサーの東電に配慮しているせいか)控え気味の報道をしている気がしています。
それに、東電と政府がどこまで正確な情報を開示してくれているのか大いに疑問があります。
 
自分としては、この事故は8割方、封じ込めが出来ると考えています。
何せ原子炉自身は、地震直後に緊急停止しているのでチェルノブイリのような臨界状態(核の連鎖反応)には絶対になりません。
今起きている問題は、停止後の燃料棒や使用済み核燃料の冷却が出来ないということです。 津波により電源システムが死んでしまったため冷却ポンプが動作せず、冷却出来なくなったことがそもそもの原因です。 仮に崩壊熱により炉心溶融が生じても被害は限定的と思っています。 とはいえ、施設内や施設周辺の放射線濃度は相当なもので健康被害は避けられないでしょう。
 
そんな中、今日、知り合いから福島でおきている事象を正しく論説しているMITの教授の記事を入手しました。その知人は、某国立大学の大学院で原子力を専攻した人です。 その彼の情報ネットワークを通じ、最も正しい事を書いているという学者の記事がこれです。 
 
過度な心配と、過剰な楽観を戒める内容となっていますが、個人的には一番冷静で正しい内容と思っています。 一言で言うと『福島第一原発は大丈夫』と書かれています。
原文は英語ですが、有志が日本語に翻訳してくれています。
 
福島第一原発の実情に関し、理解の助けになれば幸いと思い参考引用しました。
それにしても、地震後一週間、原発施設内で懸命の作業をしている人に感謝せずにはいられません。 自衛隊しかり、東京消防庁しかり、警視庁しかり。日本人が今、その総力を挙げて決死の作業をしています。

実はこのところ、はやぶさを運用した川口教授の言葉がいつも頭にこだましています。何度も絶望的な危機を乗り越えたことを述懐しての言葉です。
『最後は技術よりも根性でした』 先端の科学者にしてこの言葉。
がんばれ!

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コメント

ドモ,

 XNSが紹介している,MIT教授のドキュメントの件.
 訳の表現がおかしいところがチョットあったけど,興味深く読みました.
 せっかくだから,私のブログでも紹介させてもらいます.
 ご了解下さい.

 こちらも色々と探したし,職場でも原発の紹介記事が回覧されたりするのですが,それは仕組みとか放射線の単位の解説でして,じゃぁ,福島第一原発はどうなの?

 ってのが全く無かったからです.
 それが本当は一番知りたい事だと思うのですよ,今は.
 興味があったら,後で,原発の仕組みやらを読めば良いのだからさ.

 技術系じゃないと,理解し辛いところもありますが,まぁ,その時は誰かに聞けば良いだろうと思ってます.
 少なくとも私は理解出来ましたから,大丈夫でしょう.

投稿: jo7mjs/JJ | 2011年3月23日 (水) 08時30分

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