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2011年8月13日 (土)

2,000円台のコンデンサマイクは使えるか?

Behringer_c1_2以前、このBlogで『2,000円マイク』としてXM8500を紹介しました。

その後、XM8500はCQ誌でも紹介されたこともあり、実用的なマイクとして無線に使用する人が増えてきたように思います。
ただ、XM8500はダイナミックマイクなので、音のきめの細かさという点ではどうしても、コンデンサマイクに劣ります。
 
そこで、同じ価格帯で『使えそうなコンデンサマイクは無いか?』ということで、今回、BehringerのC-1を購入してみました。
このC-1。 驚くべき事に2,500円前後で入手できる激安コンデンサマイクです。
 
コンデンサマイクは、構造上ダイナミックマイクよりも複雑なので価格が高めです。 普通、安価なものでも5,000円程度は覚悟しなくてはならないのですが、今回、C-1を2,520円でゲットできました(価格は日々変動?)。 まず、外装はこんな感じ。
 

C1_1

左側は紙の箱から取り出したプラスチックケース。 形状はXM8500と全く同じ。 やはりケースを共用化することで原価低減を図っています。  で、中を開けるとこんな感じ。

C1_3

極めてシンプル。 マイク本体に最初からプラスチック製のホルダーが付いています。 それと、マイクスタンド用の変換ネジが1個。
ま、最低限必要な部品が付属しています。
 
ところでC-1の周波数特性は、ちょっと特徴的です。 通常、コンデンサマイクは全域がほぼフラット、が基本。 でもこのマイクの場合、2kHzを過ぎたあたりから右肩上がりになっています。 これはSSB通信に向いているのではないか?と期待させます。

Behringer_c1__2

で、先ずは全帯域の音を確認することに。 ファンタム電源を繋ぎ、DMS-05D Mark-II ゴージャスバージョンで増幅してパソコンに収録。
比較のため、日頃使っているドイツ製の某コンデンサマイクでも収録。 C-1の結果は次の通り。
 

C1_4

①音質
  一般用途、素人用途としては使える。 低域の再現性は良い。 バランスも悪くはない(コンデンサマイクなので当たり前か....)。 
②指向性
  指向性は鋭く、特にフロントとバックのゲイン差は大きい。 背面からの音はかなり減衰される。 
③出力ゲイン
 メーカーのHPにスペックが載っていないので、実際に声を収録して簡易測定したところ、大体-42dB(約8mV)だった。 コンデンサマイクとしては比較的小さめの出力。
 
といったところでした。 
ただ、一つ気になったのは、フロアノイズの大きさ。 サーというノイズが耳障り。 スタジオ用途だと、ちょっとこのノイズレベルでは使えないでしょう(尤もこのマイクをスタジオで使う人はいないでしょうけど)。 メーカーの商品案内の欄には、『ウルトラ・ロー・ノイズ』と書かれていますけど、そりゃあないでしょう。このノイズで。 
でも、2,500円のマイクですからね。 ま、文句を言うだけ野暮か....
 
実際に無線で使ってみたところ、こちらから何も言わなければ、誰も何も気づかなかったので十分使えるレベルであることが分かりました。
ただ、交信中に上記某コンデンサマイクと差し替えてレポートを貰ったところたところ、流石に違いが分かったようですが、価格差ほどの差は無いというのが実際のところでした。
因みに、両者を比較した場合、某マイクの方が、明るい音調で聞こえる、音が前に出てくる、ピントが合った音、バランスが良く聞こえる、などというレポートを貰いましたが、これはあくまでも『比較したら』ということであり、上述の通り、何も言わなければ普通に使えるマイクです。
 
あ、そうそう、音の粒度、分解能に関して、大魔王は良く次のような表現をします。
 ■ダイナミックマイクは、木綿豆腐
 ■コンデンサマイクは絹ごし豆腐
この例えを元に知り合いの局にレポートを求めたところ、『C-1は、絹ごしと木綿の中間』というコメントを貰いました。
 
ん? 絹ごし豆腐と、木綿豆腐の間の豆腐ってあるんだっけな?

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