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2012年3月14日 (水)

731R

 

731ra_2

その姿に惚れて買ってしまいました。
日本ではあまり知られていないCascade Microphonesという会社のリボンマイクです。
 
なんともそのレトロ風の外見が良いのですよ、これ。 eBayで落札しました。
 
到着まで3週間くらい掛かりましたが、先週ようやく到着。 
取っ手の付いた専用のアルミケースが付属していました。 マイクは、木箱の中に入っています。

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この価格帯のマイクとしては、本体以外の所にかなりお金を使っています。木箱の中は、ビロード風の素材が貼られています。

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やはり、マイクは本体以外の、こうした周辺部の作りも大事。所有する喜びを持たせてくれます。 アルミケース、木箱、マイクの外観に満足した後は、音出しです。
期待に胸躍らせて、『シェークスピアのおもしろさは....』

ん?
音が悪い。 何だか帯域が狭く、リボンマイク特有のマッタリ感がありません。低域の成分が弱いので全体的にプアな感じです。 う~ん、音に関しては価格以下だったか.....weep
 
落ち込んでいても仕方ないので、さっそくマイクトランスを交換することにしました。 えへへっ、これが一番効果ありますからね。
というわけで、内部を検分することに。 マイク下部のネジを外すと、簡単に分解できました。

731r_2

前面のグリッドを外すと、内部の様子が見えてきました。
731r_3

 

これがダブルリボンマイクの構造です。リボンが、隣り合って張られています。 電線の引き出しから想像するに、リボン同士は(並列でなく)直列に繋がっている模様。 
....はて、これで起電力が倍になるのかしらん? 今まで『ダブルリボンマイク』というのは、並列接続がされているものとばかり思っていました。
 
ケースの下の方に、トランスが見えます。 マブチモーターのような形状です。 これを、お気に入りのLL2912(Lundahl)に交換します。 交換後の様子がこれ。

731r_4_2

LL2912は、とりあえず宙ぶらりんの状態ですが、一次側のリードが太めなので、トランス本体が暴れることはありません。 ケースを閉じ、トランス交換後の音を聞く。
 
....はい、音が大化けしました。 さっきの音は何だったんだ? という感じです。
音の密度、マッタリ感は、R77L (RML)には及びませんが、十分実用的なレベルになりました。 (オリジナルの状態では、50点くらいの音しかしません)
 
ふう~っ、これで外観も中身も気に入った一本になりました。 やはり、リボンマイクにおいてトランスの果たす役割は大きいです。
 
それにしても、最近はマイクが増える一方だなあ....coldsweats01 
 

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