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2012年3月 4日 (日)

真空管式アンプ PT6-J

 

Pt6j_0_2

Magnecorder社のPT6-Jが欲しくて、eBayで網を張って数ヶ月。遂に良品をゲットできました。
 
PT6-Jは1950年頃、オープンリール式のテープレコーダーの前段として使われていたアンプです。
録音機材が非常に珍しく高価だった時代に、しっかりとした設計思想で作られたものなので、今でも愛好者がいます。
特に、リボンマイクとの組み合わせが抜群と言われているアンプなので、何とか手に入れたいと思っていました。
 
 
ただ、60年以上前の製品なので、外観が綺麗なものは殆どありません。逆に綺麗だと、マニア同士のドッグパイルになるので値段がつり上がってしまいます。 ましてや、完動品となると....

ま、そんな訳で、外観も良く、動作するPT6-Jを探していたんですが、ようやくリーズナブルな価格で落札できました。  到着後、音出しをしたところ、音が出たので先ずは一安心。
ボリュームにガリが全然なかったのは驚きでした。
 
ただ、音域が少し狭く聞こえ、全体的にほこりっぽい感じがしたので、部品を交換することにしました。

Pt6j_1

特に、コンデンサ類は容量が低下していると思われるので、カップリングコンデンサを中心に交換することにしました。
で、選んだのは、東一のT-Cap Cuシリーズ。 銅箔巻きポリプロピレン・フィルムコンデンサです。

Pt6j_3_2

このコンデンサ、1個1,000円以上するんですが、オーディオマニアの中では名の通ったコンデンサなのでカップリング用に奮発して4個買いました(0.05μF/1000V)。

 
カソード回路のパスコンはFine goldに交換。 一応、これで音声信号の通り道にあるコンデンサは、電源部を除き全て交換。 下の写真は、交換のため外されたオリジナル部品。

Pt6j_5

交換後の内部写真はこれ。

Pt6j_4

 
真空管も、エミ源しているものがあったので、ついでに全部交換してしまいました。 
真空管交換後は、S/Nも良くなり、本来の音に近づいているような気がします。
因みに、PT6-Jの真空管構成は、5879→12SJ7→6SN7→6V6。 6SN7以降はプッシュプル構成です。

Pt6j_2

まだ、エージングを始めたばかりですが、入手時の音を65点とするならば、80点くらい。
音が馴染んできたら、このPT6-Jをリボンマイク専用のマイクアンプとして使おうかと。happy01
 

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コメント

大魔王さま

つ・ついにビンテージアンプですかsign02
禁断の扉を開けてしまわれたのですね。

リキャップすると色々と変わってしまうので、気にする方も多い
ですよね。ハモンドのレスリーとか、リキャップすると音が変わる
からと言って、容量抜けのママの方も多いみたいですが、
レスリーをリキャップした友人は「たぶん、このリキャップした
後の音をハモンドの技術者は聞いてチューニングしたと思う」と言っていました。

やばいなぁ。NEVEとか流行ったりして・・・・。

投稿: JI1ANI / 福井 | 2012年3月 4日 (日) 17時42分

出来ればオリジナルの状態で使いたかったんですがねえ~。 でも肝心の音が満足できなかったので、今回思い切ってリキャップしました。 幸い、音質の改善があったので良かったですが、それでも、オリジナルの音はどんなだったろう....などと考えてしまいます。 ま、オリジナルのコンデンサが入手出来ない以上、仕方なかったと自分に言い聞かせてますcoldsweats01  

投稿: JA1BBP/ 早坂 | 2012年3月15日 (木) 06時07分

リキャップしたハモンドのレスリーですが、オリジナルの保守用コンデンサ(未使用だけど年代もの)とハモンドの技術者が選んだ現代の互換コンデンサーどちらを使ってリキャップするのか選べるそうです。
友人は悩んだ末に現代の互換コンデンサーを選んでいましたが、その結果感じたのが前回のコメントです。

投稿: JI1ANI / 福井 | 2012年3月20日 (火) 09時35分

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