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2014年2月15日 (土)

JTS JS-1の音をノイマンに近づけるの巻

Jts_js1b_2

『ノイマン』と言っても、一番安い部類のTLM103を目標に改造を続けています。

さて、JS-1とは、JTS社(台湾)のコンデンサマイク。

このマイク、価格に見合わない素晴らしい音がします。 以前にも当Blogで紹介しています。これ、とかこれ

既に色々と部品交換をしているので、オリジナルの状態からは程遠いのですが、電源部のブリッジ整流器が未換装のままだったので、今日、交換しました。

換装前の基板の様子はこれ。

Js1_1a

写真左側の大きなコンデンサの左側に写っている黒くて丸い部品(2個)がブリッジ整流器です。 これを今回、超高速リカバリー ダイオードUF4007を8個使ったブリッジ整流回路(2個)に換装しました。

基板から外した整流器はこれ。

Js1_5a

モールドケースに収められているもので、価格は多分@10~20円くらいのものかしらん??

UF4007で組んだブリッジ回路を小型汎用基板に載せ、組み込んだ様子がこれ。

Js1_2a

追加した基板の見栄えは良くないですけど、ま、フタを閉めてしまえば見えないから、これで宜しいかと。coldsweats01

ところで、整流器を交換して分かったんですが、2個ある整流回路には、それぞれAC 14.2Vと、AC 220Vがトランスから供給されていました。 AC 14.2Vは、ヒーター電圧を作るための電源と考えられます。 また、AC 220Vは、12AX7に供給するB電源のソース電源と考えられますが、これはちょっと驚きでした。 AC→DCにすることで少々電圧は下がるでしょうが、12AX7に、まともなB電源を供給していることになります。 12AX7にちゃんとメシを食べさせているからこそ、JS-1は良い音がしているのだと納得しました。 (12AX7を使った今どきの廉価版マイクプリアンプは、B電源が100V以下のものばかりだと思っていたのでした)。

で、肝心の換装後の音ですが、低域の力感が明らかに増し、良い感じになりました。私感ながら、これでようやくTLM103と勝負できるレベルになりました。 うふっheart01 もう少し、エージングが進めば更に良くなるかも。happy01

それから、今回はハム音対策もしました。 実は、このJS-1、音は良いんですがボディー上半分と、下半分の接触(...と言うか、嵌め合い)が悪いと『ぶ~ん』とハム音が出るんです。ボディーに塗布されている塗料が、導通を悪くしている為、金属ボディーによるシールド効果が阻害されハム音が出る、というのが大魔王の見立てです。

これまでは、上下ケースの接合部に銅テープを貼り、対策していたんですが、テープ裏面の糊が導通を悪くしている為、実は動作が安定しなかったのです(時折、ぶ~んと鳴る)。

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そこで今日は、根本対策を狙い、ボディーが接合する面をサンドペーパーで磨き、その後、接点復活剤を塗布。

Jts_6a_2

Js1_7a_2

 そして、接合部にアルミホイールを挟み込み導通を確実にしました(アルミ、見えます?)。

Js1_9a_2

これで、ボディーを色々と触っても、全然ハム音が出なくなりました。 ....最初から、ちゃんと対策しておけば良かった.....。

この1年は、リボンマイクばかり使っていたんですが、心機一転、当面は、この『ノイマン気取り』のJS-1を使おうと思っています。

お空でお会いしましたら、レポートをお願いします。

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