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2016年6月30日 (木)

リボンマイクキット DRM-02 開発状況 :其の壱 『アルミ箔』

Al3_1

これまでプロトタイプを作り、実現性の可否を判断。

その後、試作品を作り、性能の評価を行い、その結果、キット化することが決まりました。
 
特に、試作品では、世界の名だたるマイクと比較試験を行い、十分な実力があることを証明できました。
企画・開発責任者の大魔王が言うのもなんですが、予想以上の結果でした。
 
じゃあ、キット品を早く出して、じゃんじゃん売れば? なんて声が聞こえてきそうですが、実はそう簡単なことではないんです。
言うまでもなく、『キット品』は、様々な方が製作しますので、再現性や、完成度がある一定レベルになるように仕上げなくてはなりません。
簡単にいえば、プラモデルのように殆ど人が仕上げられる難易度にする必要があります。
ただ、簡単すぎると、ものづくりとしての楽しみが減るし、難しすぎると逆にイライラしてしまうので、実はその辺のバランスどりが大変なんです。
 
さて、リボンマイクの自作において一番難しいのは何だかわかります?
それは、リボンのカットなんです。
前作DRM-01では、カットのし易さを考慮し、4μm厚の銀箔を使いましたが、それでもカットに苦労したユーザーは多かった筈です。 通常こんな薄い金属をカットすることなんてありませんからね。
 
そんな中、今回のキット品DRM-02では、リボンに『1.8μm厚のアルミ箔』を使用することにしました。
RCAなどのメーカー製リボンマイクが採用しているアルミ箔と同じ厚さです。 
この厚さにした理由は、銀箔に比べ格段に誘起電圧(性格には、電流)が増えるのと、音質の向上が見込まれるからです。
 
ただ、この1.8μm厚を採用した場合、アルミ箔をカットする難易度が高まるというデメリットが生じます。(素人がやった場合、普通のカッターでは、成功率10%も行かないと思います)
 
そこで今回のDRM-02では、カット済みのリボン箔を付けることにしました。これにより、リボン箔を作る際のイライラ感からかなり解放されます。
因みに、カット作業は、とあるプロフェッショナルの方に協力して頂きました。 (Sさん、大変ありがとうございました)

Al3_2

ギザギザを付ける(コルゲーション)作業は、ユーザー側でして頂くことになりますが、何れにしても、カットする作業をしなくてもよいので、大分楽になる筈です。
尚、キット品には、カット済みアルミ箔を3本付けますので、2回まで失敗できます。(←変な良い方ですが....)

Al3_3

ところで、リボン箔は意外と高価で、以前RCAの純正品を購入したことありますが、確か1本、3万円くらいしたと記憶しています。
その価格を強く意識してコルゲーションやフレームへの固定作業をすると、かなり成功率は高くなるはずです。 自ずと作業が慎重になりますからねHi。(笑)
 
リボンマイクの自作は難しそうだと思っていた方も、今回は作れそうかな? と思うキット品を目指して引き続き検討を続けています。

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