乾電池式ファンタム電源BOXキット DPP-01間もなく登場!
いや~、久しぶりのBlog更新です。 (記事は書いているんですが、最近はもっぱらFaceBookでして...(^^;)
来たるハムフェア2017で、題記ファンタム電源Boxキット DPP-01の販売をします。
開発の背景などについては、音創り研究会のメンバーでもある、ShinさんのBlogを参照ください。
今年、大魔王は、その開発に関与したのでこのBlogで少々、前宣伝をば。
あ、ファンタム電源とは、コンデンサマイクを使用するときに必要な電源のことです。これがないとコンデンサマイクから信号を取り出せません。 詳細は、ネットなどでお調べください。
...と、ここから開発の背景などについて書こうとしたのですが、そもそも今回のファンタム電源Boxキット DPP-01に興味のある人は、『それって本当に音が良いの?』だと思いますので、今日は手っ取り早く、結論から入ります。
結論:この電源を使うと、高域が伸びやかで艶っぽい音になります。しかも、超低ノイズ。
3種類のファンタム電源で『シェークスピア』を収録しました。 以下、興味のある方は、ヘッドフォンをあて試聴してみてください。(実は、夏風邪をひいてしまい、喉の調子が悪かったんですが、フェアーまで時間が無い為、収録を強行しました。ご容赦ください)
<供試したファンタム電源>
①中国製ファンタム電源
Amazon.comにて購入した2,000円台の製品
ACアダプタ(AC18V)からDC48Vを作る仕様のもの。 朗読が始まる前、約2秒間のフロアノイズに注目。
②SONY AC-148F
プロ御用達のファンタム電源。 価格約5万円。
ある意味、このAC-148Fの音質、性能が『業界スタンダード』ともいえる。
尚、意図的と思われますが、AC-148Fは、10kHz以上の周波数帯域の特性が垂れています。
③DPP-01
今回、皆さんが組み立てる(組み立てた)製品です。
乾電池には、パナソニックのマンガン電池(通称、黒パナ)を使用しています。
製品から発せられるノイズは、理論上(限りなく)ゼロです。
高域の伸びと、艶が特徴です。 ③と①を比較すると、その違いが良く分かる筈です。
使用しました機材は次の通りです。
マイク:Marantz MPM-3000
アンプ:ALTEC 1567A
あらためてお断りしておきますが、上記は全て同じ状態で収録しています。違っているのは、使用しているファンタム電源のみです。
...これで、あなたも『電源で音が変わる』ということを実体験できたのでは?
では、ハムフェア会場で皆様のお越しをお待ちしています。
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